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経営理念:三方よしの理念に学ぶ…再び!

 「三方よし」は、 近江商人の「売り手よし」, 「買い手よし」, 「世間よし」という経営理念に由来する言葉で、 商取引においては売り手と買い手だけでなく、 その取引が社会全体の幸福につながるものでなければならないという意味だそうです。

 

 2005年ごろにTV番組を見ていた時にこの言葉に出会い、深く感銘を受けたことを記憶しています。当時は、ホリエモンや村上ファンドといった時代の寵児たちが世間を賑わせており、ビジネスにおいては「Win-Win」という言葉を耳にする機会が多かったように記憶しています。

 

 「Win-Win」は、ともに勝ち組、お互いに利益を享受できる関係であることはいうまでもありませんが、三方よしは、「Win-Win」に加え、利益の社会還元までもが考慮されています。今で云う「企業の社会的責任」いわゆるCSR(Corporate Social Responsibility)の考え方を古くから近江商人たちはとりいれ、実践していたということになります。

 

 日本の経営者たちがグローバル化という名のもとに欧米的な経営化を進めてきたものの、皮肉なことに、欧米的な経営の目指す先は、古き良き日本の経営と同じものだった…と考えることもできそうです。

 

 事業とは、相手の役に立つことにより報酬を得ることと考えています。開業から7年間が経過し、決して順調とは言えない経営状況ではあるものの、利益は結果であって目標にしてはいけないということを心がけてきました。今でもその考えは変わりません。

 

 マクロ屋本舗では、初心を忘れず、「三方よし」の精神に法り、社会に貢献できるサービスの提供を心がけていきます。

2007年12月07日

2012年04月10日

マクロ屋本舗 代表 重野 輝貴