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GoogleEarthでボーリングデータベース

概要

 GoogleEarthは、簡単に地理情報システム:GIS(Geographic Information System)を構築できるプラットフォームといえます。

 ここでは、その一例としてGoogleEarth上に地盤調査結果であるボーリングの柱状図を表示させた例を紹介します。

 通常、地盤調査結果は、調査結果の所有者の許可を得ずにその調査結果が公表されることはありません。これは、地盤調査結果が公表されることで、その土地およびその土地周辺の不動産としての価値を左右する可能性があることが、地盤調査結果が公表されない理由の一つと考えられます。例えば、土壌・地下水汚染されている地盤や液状化しやすい地盤、沈下が進行している地盤など、負のイメージを与える要素はいくつかあります。

 しかしながら、数十万本以上の過去のボーリング調査結果は社会的に重要な情報資産であるともいえます。地盤工学会をはじめとして、地盤情報のデータベース化はすすめられてきましたが、公表されているデータは一部に限られおり、地盤調査会社などが所有する情報密度の高い詳細な地盤データに比べ、情報の信頼性などの面で使い勝手がよいとは必ずしもいえません。

 ところが地盤調査会社に保管されている地盤情報は、ボーリングデータの管理ソフトウェアや、マイクロフィルムなどに保存されており、いつでも、だれでも、どこでもその情報にアクセスできるわけではありません。

 そこでGoogleEarthを使った簡単なボーリングデータベースが役に立ちます。

 このデータベースは、GoogleEarth上に登録したボーリングポイントをマウスでクリックすると、柱状図が表示されるという至って簡単なものです。社内のローカルネットワーク内で使用すれば、社内のネットワークに接続している誰でも平面位置連動型の視覚的なデータベースにアクセスすることができます。

 インターネット上にデータを登録すれば、専用線がない場合でも事業所間でボーリングデータベースを共有することができます。
  そして一番のメリットは、GoogleEarthという汎用的で互換性の高いシステムを使用することで、将来的な互換性の担保とシステムの構築にかかる初期費用を低く抑えることができることといえます。

データ作成に必要な情報

 データ作成に必要な情報は次の2点です。

 

  • (1)柱状図(地盤調査結果)の画像ファイル
  • (2)平面座標(緯度・経度)

 

 柱状図は、A3縦幅(297mm)の柱状図を解像度150dpiでpng形式で保存したものが推奨仕様です。

 平面座標は、世界測地系の経緯度座標(度分秒)が必要ですが、GoogleEarth状の地図で位置がわかれば、数値データである必要はありません。もちろん、上記以外の情報を付加することも可能です。

 

作成費用

単価
項目 作業単価 備考
@ 基本料金 20,000 1発注分につき発生する費用
ボーリングデータの入力 400 円/本 名称,平面座標,柱状図
その他情報の入力 100 円/枚  
KMLファイルの作成 10 円/データ  
画像データの作成 100 円/枚

適切な画像サイズ・形式に変換する場合に必要

画像データの保存 100 円/枚/年

インターネット上にファイルを保存する場合

ファイルサイズ1MB毎の費用

ローカルファイルで使用する場合は不要

平面座標の取得 200 円/箇所 平面図から経緯度を推定する場合のみ必要
A 諸経費 20

@の項目の合計金額の20%

B 消費税 5 @とAの合計金額の5%
費用例

 以下の条件での費用例を示します。

 

  • ・ボーリングデータ:100本,紙の柱状図
  • ・平面位置情報:経緯度情報なし,位置情報として調査平面図のみ
  • ・用途:社内データベースとして利用

 

項目 作業単価 数量 金額 備考
@ 基本料金 20,000 1 20,000  
ボーリングデータの入力 400 円/本 100 40,000  
その他情報の入力 100 円/枚 0 0  
KMLファイルの作成 10 円/データ 100 1000  
画像データの作成 100 円/枚 100 10,000  
画像データの保存 100 円/枚/年 0 0 ローカル保存
平面座標の取得 200 円/箇所 100 20,000  
小計 91,000円  
A 諸経費 20 18,200円  
B 消費税 5 5,460円  
合計 114,660円